絵とかなんとか色々置いておく場所です。
怨霊
既に名を忘れられた、先史時代の大武将。
厳楼院由義小丞(げんおういんよしゆきしょうじょう)。
武力に優れ、人も妖も全てを統べる王を夢見た、野心深い男だった。常に携えた刀は、薄く紫に輝く刀身を持つ鬼も切り伏せる魔刀で、その煌きを見て生き延びたものはいない、と、敵味方問わず恐れられたという。
彼の配下には人も妖もとり混ざった一大軍隊が従い、天津を拠点としていた土蜘蛛の頭を贄として土地神の祝福を受けたこと、また、彼が従える妖の中には他にも頭領クラスの妖が数名存在しており、彼らと交わる事により彼の肉身は妖に近づく代償に強大な力を得ていったため、彼の勢いは止まるところを知らないように見えた。
しかし妖と交わるということは、少なからずその瘴気の影響を受ける事を意味し、彼の中で「人間である部分」と「妖である部分」が鬩ぎ合いを起こし、次第に狂気に飲まれていく。人間として冷静な判断をしようとしても、染み付いた瘴気がもたらす妖の本能に食いつぶされ、それを人間としての部分が抑えんとし……という繰り返し。
最期は、敵についた土地神の巫身 千也によって、地中深くに魂を縛られ、封印される。
この封印に際しては、死んだ妖がまとめて共に魂を地に縛られた。(=ホロン)
暗く冷たい土の中、愛刀もなく、繋がれるだけの存在になってしまった彼は、眠るしかなかった。
時は流れ、地下に烈将と呼ばれた霊が封じられ、神社が建立されたことによって、彼は眠りから覚める。その手に、かつての愛刀が戻っていたのもきっかけの一つだった。
烈将と呼ばれていたその魂との邂逅、そして次第に集まり来る烈将のかつての配下達。彼らは死して尚も主と決めた烈将に付き従い、いつでも楽しそうであった。
自分との差異に興味を持ち、彼らと邂逅、怨霊として烈将に取り憑くことでその輪の中に入っていく。
性格は基本的に豪胆にして思慮深い。ただし大きな野心も持ち合わせる。相手を尊敬すべきと思えば、年齢や経験の差などに関わらずそれなりの礼を払い、自らと相反する相手には容赦ない。烈将については、その人望はもちろん心意気に興味を持っている。
かつて傅いていた土地神の巫身を愛していたのは、自分にもよく解ってないが、「愛してる」という感情があったのは間違いない。それは、常に孤高である「土地神」の不可侵性を愛したのか、手に入らないものを手に入れたいと願ったエゴか。
何にしても、世界が眠りの呪いに就かされる際に封印のかけ直しのために見慣れぬ姿ながら、昔と変わらず笑う“彼女”に会うのが密かな楽しみ。
*************************************************************
なんというか、豪胆な将ならではのダンディズムを追求したらこうなった。的な。
ちなみに主殿が持っていた「紫明」という刀は、元々は怨霊が武将だったときに振るっていた刀。多分、戦乱で敗れた怨霊の武器を下賜された武将だかが、主殿の遠い先祖になるんじゃないかなー、とか。
設定した項目(アマツ勢)に戻る
既に名を忘れられた、先史時代の大武将。
厳楼院由義小丞(げんおういんよしゆきしょうじょう)。
武力に優れ、人も妖も全てを統べる王を夢見た、野心深い男だった。常に携えた刀は、薄く紫に輝く刀身を持つ鬼も切り伏せる魔刀で、その煌きを見て生き延びたものはいない、と、敵味方問わず恐れられたという。
彼の配下には人も妖もとり混ざった一大軍隊が従い、天津を拠点としていた土蜘蛛の頭を贄として土地神の祝福を受けたこと、また、彼が従える妖の中には他にも頭領クラスの妖が数名存在しており、彼らと交わる事により彼の肉身は妖に近づく代償に強大な力を得ていったため、彼の勢いは止まるところを知らないように見えた。
しかし妖と交わるということは、少なからずその瘴気の影響を受ける事を意味し、彼の中で「人間である部分」と「妖である部分」が鬩ぎ合いを起こし、次第に狂気に飲まれていく。人間として冷静な判断をしようとしても、染み付いた瘴気がもたらす妖の本能に食いつぶされ、それを人間としての部分が抑えんとし……という繰り返し。
最期は、敵についた土地神の巫身 千也によって、地中深くに魂を縛られ、封印される。
この封印に際しては、死んだ妖がまとめて共に魂を地に縛られた。(=ホロン)
暗く冷たい土の中、愛刀もなく、繋がれるだけの存在になってしまった彼は、眠るしかなかった。
時は流れ、地下に烈将と呼ばれた霊が封じられ、神社が建立されたことによって、彼は眠りから覚める。その手に、かつての愛刀が戻っていたのもきっかけの一つだった。
烈将と呼ばれていたその魂との邂逅、そして次第に集まり来る烈将のかつての配下達。彼らは死して尚も主と決めた烈将に付き従い、いつでも楽しそうであった。
自分との差異に興味を持ち、彼らと邂逅、怨霊として烈将に取り憑くことでその輪の中に入っていく。
性格は基本的に豪胆にして思慮深い。ただし大きな野心も持ち合わせる。相手を尊敬すべきと思えば、年齢や経験の差などに関わらずそれなりの礼を払い、自らと相反する相手には容赦ない。烈将については、その人望はもちろん心意気に興味を持っている。
かつて傅いていた土地神の巫身を愛していたのは、自分にもよく解ってないが、「愛してる」という感情があったのは間違いない。それは、常に孤高である「土地神」の不可侵性を愛したのか、手に入らないものを手に入れたいと願ったエゴか。
何にしても、世界が眠りの呪いに就かされる際に封印のかけ直しのために見慣れぬ姿ながら、昔と変わらず笑う“彼女”に会うのが密かな楽しみ。
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なんというか、豪胆な将ならではのダンディズムを追求したらこうなった。的な。
ちなみに主殿が持っていた「紫明」という刀は、元々は怨霊が武将だったときに振るっていた刀。多分、戦乱で敗れた怨霊の武器を下賜された武将だかが、主殿の遠い先祖になるんじゃないかなー、とか。
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自己紹介:
ラグナロクオンラインのアマツ萌え&自キャラによる人形遊びな実験的短編置き場
といいつつ、いろいろ詰め込んであります。
このページ内における「ラグナロクオンライン」から転載された全てのコンテンツの著作権につきましては、運営元であるガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社と開発元である株式会社Gravity並びに原作者であるリー・ミョンジン氏に帰属します。
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なお、当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。
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