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絵とかなんとか色々置いておく場所です。
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この設定は、私 耶琴の個人的妄想によるものです。
実際の何かに関係あるとか、んなこたぁ全くございません。

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土地神

タケフミ君と呼ばれる、沼に囲まれた神社にいる男の子。
巫女の格好をさせられて一緒にいる友達のトカコにも「よくわからない」なんていわれている、飄々とした子。
神社について「ずいぶん前からもぬけの殻で…祈祷師さんはいない」とか言ってるが、実は彼こそが神社にいるべき祈祷師にして、天津を治める土地神の巫身。

存在を顕したのは、いまや先史とすら呼ばれる時代。
妖怪の跋扈する世の中で、人も妖も、全てを統べる王を夢見た大武将(=怨霊)が、天津を拠点としていた妖怪の親玉の首を以ってその地に祝福を請うたのを受け入れたという証として、千也(せんや)という舞女の姿で顕れ、武将の傍に傅いた。
本来神の巫身である“彼女”には感情というものはない。しかし、武将が自分を「一人の人間の女」として好いている、というのを気づいて、しかしそれを自分は理解できないという思考の溝に当惑。そしていつしか、本当に狂気に沈んでいく武将を見ていられなくなっている自分に気づく。
そのころ、天津平定のために派兵されてきた石田吉継らに協力を求められ、彼らの側につき、かつては傅いた武将を怨霊として地中深くに封じ込めた。
このとき、武将が立っていた場所から土地が歪み、海辺~城下の狭い区域を外界から切り離すような山脈ができた(この段階ではそこまで険しい山脈ではなく、丘というにはちょっと高いが山というには低いかな程度)。

コレについて、「地に戻り、この身を以ってあの方の封印の楔になる」としようとしたが、吉継らの説得により、天津全体の結界を司るため“千也”ではなく、“陰陽方”として人の肉身を得て、社にて静かに過ごす。
このとき“陰陽方”と名乗ったのは、
①術者として最大の弱点となる真名を知られてはいけない という陰陽的な思想
②怨霊の傍仕えであった身との決別
以上二点による。
地封については、天津の城下にあった、枯れ果てた桜の木に宿っていた精霊(=はつえさん)との盟約を結び、地を通して呪力を供給する代わり妖を拒絶せよ、と命じた。
陰陽方としての仕事として、清めや呪い、また吉継が死んだ際には彼の遺言を受けて、猛将との最期の別れの仲介などを請け負ったりしている。

妖にそそのかされた古狸老中が起こした一連の事件が解決し、猛将もこの世を去った後。
「やはり、妖を完全に締め出すには、永久に封印を見張る楔が必要」という結論に達し、自らの肉身を贄とする地封之儀を行使する。
コレにより先の封印で隆起した山は険しい山脈となり、久条家も封印の要柱として隆起した山の一部になった。そして己は人の身としてすべての記憶を持ったまま永遠に転生する体になった。
なぜ感情を持たないはずの“彼女”が「妖を締め出さねば」と思ったかは、自分でも分かってない。

そして今の「タケフミ」としての姿に至る。
呪力については、盟約の名の下、天津中に咲き誇る桜に供給される呪力の中にすべて組み込んであるので、はつえが預かっている形になる。
今の飄々とした態度は、薄っすらと残る烈将のまねっこ。誰にも気づかれることなく、今なお天津の封印として日々祈っている。

ちなみに沼神社の周辺は、元々主殿他が暮らしていた屋敷があった場所。
あそこだけは何故か山ではなく小高い丘程度にしか隆起しなかったんで、天津市街を見渡すのによかろうと、あそこに神社を建立した。
が、封印の呪力のせいか何故か桜の呪力を拒絶する地で、結果河童の侵攻を許してしまう。ただしまったく力がなくなってるとはいっても、体の周囲をうすいオーラが覆うほどにはあり、それだけでも十分妖には脅威なので、社には決して近づけない仕様。
(ちなみにあのマップにある庵?は、かつて陰陽方として住んでいた庵なので、家の中には呪力が満ちていて、妖怪たちは入れない。夜桜幽玄会のクエであの家にいた河童さんは例外的にはつえさんの呪力で入れてた)

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いつの間にやらえっらいキーパーソンになっちゃったNPCさん。
土地神とか、どんだけ!;とはもういわない方向で;

「妖を締め出さねば」とおもったのは、怨霊が狂気に沈んでいった理由が妖の瘴気だったから、かなー。多分その辺で妖嫌いになっちゃったんでしょう。

この人の行動を描くときに「物音一つ立たない所作」というのをよく使いますが、これは風林火山の1節を拝借したつもり…だったんですが、大地であるところの山は「動かざること」でしたな…orz

とりあえず一つ思うのは、「誰のものにもならない存在」ということ。
だってそうでしょう。大地というのは、ただ「在る」ものであって、「誰かのもの」じゃないのです。

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詩柳耶琴
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非公開
自己紹介:
ラグナロクオンラインのアマツ萌え&自キャラによる人形遊びな実験的短編置き場

といいつつ、いろいろ詰め込んであります。

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