絵とかなんとか色々置いておく場所です。
砂に眠る金色をみたとき。
あふれそうになった。
それが何かは わからなかった
きっとそれは、 一つの感情だけではなかった
誰が? ヤット消エタ 何故? ヨウヤク手ニハイル どうして?
ぐるぐると 水面に浮かんでは消える渦のように
何かの堰が切れた。
無理やり形容するなら、そんな感覚だったことだけは覚えている。
きっと、本当はわかっていたんだと思う。
汚い自分を、認めなかっただけなんだと。
今でも、あの感覚に呑まれそうになる。
クレイモアに映る、青い瞳を見るたびに思う。
、と。
*********************************************************************
「やくそく。」
幼いころ、指切りをした。
絶対に、まもると。
いつもの笑顔のまま、私と同じ手のひらが、頭をなでてくれた。
「約束」
血の海に沈む前、あの人はそう呟いていた。
絶対に、許さないと。
いつもとは違うあの人は、手のひらに爪を携えて、ないていた。
「やくそく」
いつもの笑顔で、抱きしめてくれたときに聞いたささやき。
『絶対、私が護る』
「……やくそく。」
*********************************************************************
クレイモアもそうだけど、初めて両手剣を持ったときの感想は、【すぐ折れそう】だった。
細身で、使い込んでいた短剣よりずっと頼りなさそうで。
両手剣とは元々それ自体の攻撃力はなく、どちらかと言えば己の腕力と技で相手をたたき伏せる。
そんな武器であるためと思っていたからかもしれない。
ローグから騎士になって、騎士としての技を扱うようになって。
いつの間にか、細い刀身だからこその力というものがわかってきた。
神速の祝詞で集中力を極限に高め、相手の腕が振るわれるよりも、
速く、迅く、刃を振るう。
その為の、細身。
不意に、地面の窪に足を取られたか、体がよろける。上体を捻るようにして体制を直すのは昔の手習い。
嘆息する間もなく。背後に気配が生まれた。
「我に神速の加護を(ツーハンドクイッケン)」
祝詞を、舌に乗せる。
ぞくん。
鋼の重みが、ダイレクトに腕の中に生まれる。
猛るハイオークに踊りかかる。
冷気を持たされて生まれた鋼を振り抜く。
オークの斧に、鋼が打ち合う衝撃に、むき出しの肌が裂けていく。
あまりに頼りなくて、折れそう。
時系列いんでっくすに戻る
あふれそうになった。
それが何かは わからなかった
きっとそれは、 一つの感情だけではなかった
誰が? ヤット消エタ 何故? ヨウヤク手ニハイル どうして?
ぐるぐると 水面に浮かんでは消える渦のように
何かの堰が切れた。
無理やり形容するなら、そんな感覚だったことだけは覚えている。
きっと、本当はわかっていたんだと思う。
汚い自分を、認めなかっただけなんだと。
今でも、あの感覚に呑まれそうになる。
クレイモアに映る、青い瞳を見るたびに思う。
、と。
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「やくそく。」
幼いころ、指切りをした。
絶対に、まもると。
いつもの笑顔のまま、私と同じ手のひらが、頭をなでてくれた。
「約束」
血の海に沈む前、あの人はそう呟いていた。
絶対に、許さないと。
いつもとは違うあの人は、手のひらに爪を携えて、ないていた。
「やくそく」
いつもの笑顔で、抱きしめてくれたときに聞いたささやき。
『絶対、私が護る』
「……やくそく。」
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クレイモアもそうだけど、初めて両手剣を持ったときの感想は、【すぐ折れそう】だった。
細身で、使い込んでいた短剣よりずっと頼りなさそうで。
両手剣とは元々それ自体の攻撃力はなく、どちらかと言えば己の腕力と技で相手をたたき伏せる。
そんな武器であるためと思っていたからかもしれない。
ローグから騎士になって、騎士としての技を扱うようになって。
いつの間にか、細い刀身だからこその力というものがわかってきた。
神速の祝詞で集中力を極限に高め、相手の腕が振るわれるよりも、
速く、迅く、刃を振るう。
その為の、細身。
不意に、地面の窪に足を取られたか、体がよろける。上体を捻るようにして体制を直すのは昔の手習い。
嘆息する間もなく。背後に気配が生まれた。
「我に神速の加護を(ツーハンドクイッケン)」
祝詞を、舌に乗せる。
ぞくん。
鋼の重みが、ダイレクトに腕の中に生まれる。
猛るハイオークに踊りかかる。
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HN:
詩柳耶琴
性別:
非公開
自己紹介:
ラグナロクオンラインのアマツ萌え&自キャラによる人形遊びな実験的短編置き場
といいつつ、いろいろ詰め込んであります。
このページ内における「ラグナロクオンライン」から転載された全てのコンテンツの著作権につきましては、運営元であるガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社と開発元である株式会社Gravity並びに原作者であるリー・ミョンジン氏に帰属します。
© Gravity Co., Ltd. & LeeMyoungJin(studio DTDS) All rights reserved.
© GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
なお、当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。
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