絵とかなんとか色々置いておく場所です。
出演:バルダHP男さん/架空ログ男さん/怜ちゃん&螢ちゃん(話のネタのみ/苦笑)
悪ノリで作ってもらった村正騎士子 フレスさん(冒頭にしか出てきません/苦笑)
※設定:湖斗夜はHPで商人で、そしてアサです(ぁ
とある事情(知る人ぞ知るRoss/笑)で、ローグばかりのギルドをツブしています。
悪ノリで作ってもらった村正騎士子 フレスさん(冒頭にしか出てきません/苦笑)
※設定:湖斗夜はHPで商人で、そしてアサです(ぁ
とある事情(知る人ぞ知るRoss/笑)で、ローグばかりのギルドをツブしています。
「やれやれ……」
俺は宿の一室に戻っていた。
後ろ手で扉を閉め、ベッドに横になる。
先ほど騎士転職を終えたフレスが「お祝いして?」なんて言って、無い色気で迫ってきたのを丁重に追い返したところだ。
まぁ軽い峰打ち程度だったし、少なくとも翌朝にはまた元気に飛び跳ねていることだろう。
「相変わらずよねー。女の子に手刀なんて」
「ちゃんと加減はした」
「ふふ、そうでなきゃ元の二つ名が泣くわよね~」
闇の中、たった今閉めた扉にもたれ掛かる男ローグは、いつもの調子で面白がる。
「ていうかいつからそこにいた? 覗き見とは趣味が悪いぞ」
「別にー? あの子がえっらい決意してあんたの部屋入ってくの見ちゃったから。
痛い目みないようにと思ってね~」
ころころと笑っているつもりなのだろうが、やはりどうしても男の笑い声だ。
「で? やっぱり螢以外には気許すつもりは無いワケ?」
口調はエセ女のまま、真剣な顔がこちらに向けられる。
そう、コイツはツヴァイクのギルドが壊滅した事情を知っている。
最初にそれを告げられたときは、思わず相手を見返してしまったが。
ローグは自由人ということになっているらしいが、関係者になにかあれば大体ローグ全体に情報が流れるそうだ。
「沈黙は肯定、か」
相手の声が、普段とは違う優男の声になる。
「……しょーがねえだろう。あいつは妹みたいなもんだし」
「怜と同じってか……」
相手のため息だけが虚空に落ちる。
なんだかこの雰囲気がいやで、ベッドボードに置いておいたタバコを口にする。
「お前がタバコ吸ってんの見るの 久しぶりだな。
辞めた理由なんだったっけ?」
「……うるせえ」
煙とともに、相手に吐き捨ててやる。
アサシンになった時だったか、自分の体にタバコのにおいがつくのはマイナスだと分かっていても、いつでもタバコをくゆらせていた。
螢が煙たいからやめて。と言うまでは。
「いい加減、いいんじゃねえ?
螢だって、お前のそんな姿見たくないって言うと思うけどな?」
闇の中、相手の声が流れる。
「螢は関係ねえよ」
紫煙が、昇っていく。
「俺の問題だ」
ふぅ……と天井に向かって煙を吐く。
「……それならいいけどぉ」
いつものエセ口調。
「せめて、お墓参り行くときはマスターに言ったげなさい。
あれで結構心配してるから。」
「善処する」
今度は呆れたようなゆるいため息を残して、気配が消える。
紫煙は、天井に昇っていく。
時系列いんでっくすに戻る
俺は宿の一室に戻っていた。
後ろ手で扉を閉め、ベッドに横になる。
先ほど騎士転職を終えたフレスが「お祝いして?」なんて言って、無い色気で迫ってきたのを丁重に追い返したところだ。
まぁ軽い峰打ち程度だったし、少なくとも翌朝にはまた元気に飛び跳ねていることだろう。
「相変わらずよねー。女の子に手刀なんて」
「ちゃんと加減はした」
「ふふ、そうでなきゃ元の二つ名が泣くわよね~」
闇の中、たった今閉めた扉にもたれ掛かる男ローグは、いつもの調子で面白がる。
「ていうかいつからそこにいた? 覗き見とは趣味が悪いぞ」
「別にー? あの子がえっらい決意してあんたの部屋入ってくの見ちゃったから。
痛い目みないようにと思ってね~」
ころころと笑っているつもりなのだろうが、やはりどうしても男の笑い声だ。
「で? やっぱり螢以外には気許すつもりは無いワケ?」
口調はエセ女のまま、真剣な顔がこちらに向けられる。
そう、コイツはツヴァイクのギルドが壊滅した事情を知っている。
最初にそれを告げられたときは、思わず相手を見返してしまったが。
ローグは自由人ということになっているらしいが、関係者になにかあれば大体ローグ全体に情報が流れるそうだ。
「沈黙は肯定、か」
相手の声が、普段とは違う優男の声になる。
「……しょーがねえだろう。あいつは妹みたいなもんだし」
「怜と同じってか……」
相手のため息だけが虚空に落ちる。
なんだかこの雰囲気がいやで、ベッドボードに置いておいたタバコを口にする。
「お前がタバコ吸ってんの見るの 久しぶりだな。
辞めた理由なんだったっけ?」
「……うるせえ」
煙とともに、相手に吐き捨ててやる。
アサシンになった時だったか、自分の体にタバコのにおいがつくのはマイナスだと分かっていても、いつでもタバコをくゆらせていた。
螢が煙たいからやめて。と言うまでは。
「いい加減、いいんじゃねえ?
螢だって、お前のそんな姿見たくないって言うと思うけどな?」
闇の中、相手の声が流れる。
「螢は関係ねえよ」
紫煙が、昇っていく。
「俺の問題だ」
ふぅ……と天井に向かって煙を吐く。
「……それならいいけどぉ」
いつものエセ口調。
「せめて、お墓参り行くときはマスターに言ったげなさい。
あれで結構心配してるから。」
「善処する」
今度は呆れたようなゆるいため息を残して、気配が消える。
紫煙は、天井に昇っていく。
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詩柳耶琴
性別:
非公開
自己紹介:
ラグナロクオンラインのアマツ萌え&自キャラによる人形遊びな実験的短編置き場
といいつつ、いろいろ詰め込んであります。
このページ内における「ラグナロクオンライン」から転載された全てのコンテンツの著作権につきましては、運営元であるガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社と開発元である株式会社Gravity並びに原作者であるリー・ミョンジン氏に帰属します。
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なお、当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。
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