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絵とかなんとか色々置いておく場所です。
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今まで、こんな風に戦うなんて

思いもしなかった

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「インデュア」

 騎士特有の、一瞬ともいえる刹那のみ痛みを忘れるスキル。

 ダンジョンを闊歩するアヌビスやそれにつき従うようなモンスター達の注意を自分に向けさせ、パーティに戻る。

 ハイプリーストのヒールが、アヌビスの爪痕を癒していく。

 ハイウィザードが呼び出した魔法の吹雪が、モンスター達を浄化していく。

 加護による速度だけをまとった体に、アスムプティオの加護を示す薄い光がかかる。

『動きで変なところある?』

『ううんー。いつもはマミとか捨ててっちゃうけど、上手くくるくるまわって拾ってきてくれるからおいしいよw』

『うん。まとめ方上手いー』

 脳内で響く声に軽く応えて。

 剣に手をかけ、一度だけアヌビスの体に刃を埋める。

 怒り狂った咆哮が響き、それに応えるように近くに沸いたもう一体のアヌビスがこちらに向かってくる。

 新たに沸いたアヌビスにも刃を埋め、ついてきたイシスにはプロボック。

 引き連れるこの様は、ローグの時とは違う。







少し前。ローグを辞めた直後。
冒険者評価値を戻すために、ハイプリースト姿の湖斗夜がこうやってモンスターを集めて、私がソレを倒す。ということをした。
あの時の湖斗夜は、何を思っていたんだろう。





 ふと気付くと、大量のモンスターが集まっていた。

 柄を握る手に力を込める。

「ボウリングバッシュ!」

 マミーやマーターなど、いわゆる下っ端モンスター達の断末魔が聞こえる。

 それに重なるようにして完成するストームガストの詠唱。




  剣についた魔法の氷を振り払い、新たなモンスターを探してペコを走らせる。








 ああ。人形とかわりゃしない。


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ラグナロクオンラインのアマツ萌え&自キャラによる人形遊びな実験的短編置き場

といいつつ、いろいろ詰め込んであります。

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